2001年に『One For The Kids』(Lobster Records)でインディーズ・デビュー、続く2002年には「The Underdog EP」(Fueled By Ramen)をリリース。両作品ともに、特に彼らのアップビートで正直な音楽に対して、好意的なレビューと本物の熱気が寄せられた。そして2003年にキャピトル・レコーズへ移籍、「Ocean Avenue」の発表とともにメジャー・デビューを果たし、このアルバムは全世界で200万枚を売り上げた。2002年、2003年とWARPED TOURに連続出演、ここ日本においても夏フェスの大御所「SUMMER SONIC '04」に出演し、満員のスタジアムを大いに盛り上げた。
そのため2003年、「Ocean Avenue」にてキャピトルからメジャー・デビューを果たし、2年近くツアーを行った後、Yellowcard のメンバー、ライアンとベーシストのピート・モズリーは心機一転ニューヨークへと拠点を移し、次のアルバムの曲作りを始めた。残りのメンバー達もやがて2人に合流し、のちに彼ら全員はロサンジェルスで Neal Avron (New Found Glory) と共に再びサンセット・サウンド・スタジオでレコーディングを行った。(ベン・ハーパー(G)は音楽性の違いにより2005年11月に脱退)
そして2006年1月に発売された、より重大で挑戦的なアルバムに仕上がった Lights And Sounds は失恋といった内容から逸脱し、戦争や大人向けの、より多くの制作テーマを扱っている。ギターは依然より力強く、楽曲はより重厚で幅広い音楽スタイルだ。オープニングを飾るタイトル曲の「Lights And Sounds」から、容赦なくLPのドラムが鳴り響く。そして勢いのあるギター攻撃で、「How I Go」は驚くほどに壮大に炸裂する。この曲でバイオリニストのショーン・マッキンは25人のオーケストラの指揮をとっている。このようにアルバム「Lights And Sounds」 はイエローカードの大きな飛躍作となっていると言えるだろう。